なぜポップはカイザーフェニックスを消せるのか

ダイの大冒険のネタバレ

 

俺ガイル作者も大好きダイの大冒険(確か2回引用されているが、他に2回以上引用されてるやつあったっけ?)のポップ。終盤には大魔王の大技の一つであるカイザーフェニックスを両手でシュバっと消してみせることで成長をみせつける。「ポップはカイザーフェニックスをもあっさりと消してしまえるくらい成長したのだ!」と素直に考えてもいいが、実はそれができるのはちゃんと伏線があるのだと思っている、ことについて書く。伏線とは

1. ポップは呪文を非常に収束させて放つことができる(花びらにギラで穴を空ける)

2. ポップは正確に呪文のエネルギーをコントロールできる(炎と氷を調節してメドローアをうてる)

(1.  2. を合わせてポップは呪文を精密にコントロールできる、と考えてよいか)

3. ダイの大冒険の世界では、同種の呪文をぶつけると相殺できる(バルジ島のハドラーとの戦いでポップはベギラマベギラマで消している。ちなみに、反対のエネルギーの魔法をぶつけてしまうとメドローアになってしまうのだが…)

4. ポップはメラ系呪文が得意(メドローア習得の際のマトリフの心内セリフより)

である。これにより、例え天地魔闘の構えを破るのに全魔法力を使っても、得意なメラ系魔法を集中させ、カイザーフェニックスを消せるのである…とはいえ、この仮説には弱いところがあって、いくら残り少ない魔法力を集中させることでカバーしたとはいえ、カイザーフェニックスを消せるほどまでなのか?という疑問があるのである。なので、カイザーフェニックスには核みたいなものがあって、呪文を精密にコントロールできるポップは正確に捉えることができる…ということにしておこう(後、バーンの消耗も相当だったということで)。

 

この仮説と似たようなことを考えている人をどこかで(どっかの掲示板だった気がするので、追いようがない)見たような気もするが、まあご容赦ください。

 

(花びらにギラで穴を空けるはメドローアの伏線だったかな(呪文のコントロールが精密であることを示唆しているという意味で)?)