サウジが勝ったのは素晴らしいのだけど

イランをダシにして盛り上がろうとするやつらはいかがなものか。イランは2018年ワールドカップではポルトガル相手に1-1分、スペインには0-1負、モロッコに1-0勝とグループステージで大健闘をみせた。そのときと監督は同じ。選手の質的にもポルトで大活躍の選手がいたりして少なくとも前回と比べてそんなに悪くない(のではないか。ちゃんと調べてないけど)。そのイランが2-6という大差で負けたことに対して、イランとサウジの印象論(イランは腰が引けてた、サウジは勇敢に前に出た…など。結果を見りゃそうみえるけどさ)の比較をしたり、単なるヨーロッパとアジアの地域格差(資本、フィジカル、伝統…)を感じるのではなくて、もっと違う何かを感じるべきではないか?例えば、イングランドに高度戦術が浸透して昔はいけたやり方が通用しなくなってる、5バックで引きこもってもジリ貧でやられるとかさ。東京五輪のスペイン戦もそうだったな。5バックではなかったけど。

 あと、多分今回オフサイド判定が超厳しいから、ハイラインのメリットが高まっていることがほぼ確定のようだ。